ナ イ ン の 会

クリスチャン自死遺族のコミュニティ
    
「泣くのに時があり、笑うのに時がある。嘆くのに
時があり、踊るのに時がある」伝道者3章4節


2014年発足 

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開催レポート

国内外から二十数名が分かち合い

Zoom4
6月19日土曜日のオンラインの集いに
国内国外から20数名が集りました。


午前中は、全員の短い自己紹介に始まり、
5つのグループに分かれて分かち合いました。
ここにしかない密度の濃い時間でした。

 

午後の礼拝で説教を担当された大塚師は、
「いこいのみぎわ」という自死遺族の会
を岡山市で主催されています。

東京都多摩市で牧会中に遭遇した出来事から
お話は始まりました。

2010年11月28日、日曜日、礼拝の後、
所要で出かけた大塚さんは京王永山駅で電車を待っていました。
定刻の14時45分にプラットフォームに近づいた電車は、
異様な音をたてながら急停車。
その後の駅は、阿鼻叫喚の場に変貌しました。

翌日、新聞は81歳の女性の自死を報じました。
事件後、教会も地域で孤立する人々に
援助の手を差し伸べる方法はないものかと祈り、
具体的な手立てを模索しはじめます。

翌4月に、慕っていた叔父上の自死に遭遇し、
大塚牧師本人が自死遺族の当事者になりました。
以後、自死遺族に寄り添い、また孤独な人に寄り添う活動に
力を込めました。
現在の岡山に転任後も活動は継続し、今に至ります。


 

ヨハネ福音書6章52−59節を解き明かして下さいました。

今の私たちにとって難解な箇所ですが、
初めて聞いた弟子たちにとっても、
決してやさしい言葉ではなかったはずです。

「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は永遠の命を得る」

ギリシャ語に「食べる」という動詞はいくつかありますが
ここでは「噛み砕く(トローゴー)」が使われます。

キリストの愛を自分のものとするまで、
「噛み締め、かみ砕く」ならば、
キリストを自分のものとすることができます。

愛する人は、目の前に居なくなり、生きている私たちが
もはや見たり、言葉を交わすことはできない。
しかし、その人が共にいることを感じ、思い起こしたりできる。
愛する者を失うことはつらいが、共にあった時の幸せを
思いだすと、愛おしい思いが溢れてきます。

キリストを天国に送った初代の信者も、イエスの日常の姿や
言葉をしっかり記憶に留め、宣教に務めたのでしょう。     
                         (世話人ー めぐみ)


当日の説教(20分)を希望者に配信します。
お申し込みは、こちらから 


 

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