主催者による総括
天王寺駅前の目抜き通りに面した美しい日本バプテスト大阪教会の会堂をお借りして、
クリスチャン自死遺族の分かち合いをしました。
世話人が5名、今回初めての参加者が3名です。
8名全員が、それぞれの教会で主イエス様に仕えていますが、
家族を自死という形で失ったナマの自分を出せる場は、
普段の教会生活にはなかなか見つかりません。
ですから、このように時間と場所を決めて遺族が経験を分かち合い、
互いを受けとめ合うことには大きな意味があります。
今まで出会ったこともなく、存在することも互いに知らなかった
遺族に出会い、今まで話せなかったことを口に出すと、
たとえ何の助言ももらえず、事態は何も変わらないように見えても、
自分の中で何かが確実に変わっていきます。
世話人もついつい「世話人だから来ているのだ」と思いがちですが、
実は毎回、目に見えない多くのおみやげものを戴いて帰ります。
昼食時には、持参の信州りんごを皆さんに味わっていただきました。
午後2時からの礼拝には、会場教会の牧師である下川先生ご家族や
数名の教会員も参加され、ある方はピアノ伴奏まで買って出てくださり助かりました。
最後に、はるばる沖縄から来られ、ヨハネの福音書9章から
「神のわざが現れるため」と題して説教の労を取ってくださった
世話人の一人である大浜さんにも感謝します。
神様からの豊かな報いがありますように (世話人—前島)